今年で5回目となる。同じ名前のアワードショウはヨーロッパにも存在しこちらはMetal Hammer誌が主催している。Golden Godsアワードはグラミーショウを小規模にした ようなアワードであり、特にメタル・ハードロック専門であるためその業界人やアーティストが一堂に会し前年度に非常に貢献したアーティスト、アルバム、やソングを賞する会だ。 自分は初年度と二年目にこのアワードに行ったがメタル系分野のアーティスト達やファンらが集まりお互いを称え合い、また様々なアーティスト達のコラボライブが観れたりと非常に 楽しい思い出がある。

開場外ではアーティスト達を出迎えるべくレッドカーペットではなくメタル風にブラックカーペットでお出迎え。普段、グラミーショウ等では滅多に脚光を浴びないメタルアーティスト達も この日は立派なセレブとなりカメラマンのフラッシュ三昧に会い、外から見ているメタルファン達から歓声を上げられるというスーパースター的な扱いとなるのだ。彼らの格好は非常に バラエティーに富んでおり、正装は滅多に見られないがラフな格好で来る人も入れば仮装系で来場するアーティスト達もいる。今年はメタルコアIn This Momentがメンバーそれぞれ 肌色のセクシーランジェリーを身に着けた美女達を侍らせゴスメイクで登場。会場のファンの注目を浴びていた。こちら　http://www.revolvermag.com/news/backstage-and-red-carpet-photos-from-2013-revolver-golden-gods-awards.html#slide-1

メタリカは最後に曲Seek&Destroyで締めた。バンドはファンに感謝しこの日のGolden Godsアワードは幕を閉じた。多くのアワード受賞とライブパフォーマンスがありもはや満足感いっぱいである各ライブバンドのゲストコラボも素晴らしかった。Metallicaがこんなに近くで観られた事も素晴らしい。そして何よりこのメタルオーディエンスが一つになるこの空間が最高のエンターテイメントである。今回のアワードは例年には無い、友情たっぷりの笑いあり(バンドのコラボ)、悲しみあり(Jeffの訃報)、怒りあり(Black Veil Bridesのスピーチ)、愛あり(Jeffの死を思うオーディエンスとバンドの一体感)と非常に濃い内容であったことは間違いない。そしてそんなスペシャルな場所に居て皆と一緒に同じ時を過ごせた事を嬉しく思った。皆素晴らしかった。メタル、ハードロック音楽ありがとう。