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Linkin Parkが復活。
新編成となったバンドの新章を紐解く。
新メンバーを迎えて7年振りに再始動したLinkin Parkのメンバー達について、再始動までの経緯、新ヴォーカルEmily Armstrongへの疑惑、バンドのファンに対する思いとは。
7年振りに再始動した12年振りの来日公演が決定しているLinkin Park。再始動に至った経緯や新体制についての特集。
2017年7月20日、Linkin ParkのヴォーカルChester Benningtonが他界。同年10月にバンドはLos AngelesにてChesterの追悼公演を最後に活動を休止しました。活動休止後、Mike Shinodaはソローアーティストとして活動、DJ Joe Hahnはオーディション番組Superbandのジャッジや映画Blade of the 47 Roninのスコアを手掛ける等活動を行っていました。ギタリストBrad Delson、ベーシストDave "Phoenix" Farrell、ドラムRob Bourdonも表立った活動はしていなかったもの2020年にリリースした アルバムHybrid Theoryの20周年記念盤でのQ&Aセッション等に参加しファンと交流を続けていました。後々に離脱してしまうRobはこの2020年のQ&A時にて、自身はSNS等をやっておらず、ここ数年間は全く外部と接触を取っていなかったと説明していましたが、この時ファンと交流できる機会を設けてくれて嬉しいと語っていました。Robは、色々なレーベルへデモを送るも門前払いだったデビュー前はファン達が率先して自分達の音楽を広めようと頑張ってくれた事を今でも本当に感謝していると語っていました。因みにRobはMikeが2018年にリリースしたソロ作品Post Traumaticにてパーカッションで参加していました。
Rob最後の出演となった2020年時のQ&Aセッション:
2023年にはアルバムMeteoraの20周年記念盤をリリース。当時Mikeはインタビューにて「もっと純粋に音楽をやりたい感じで、毎日新しい曲の制作をしている」と発言していました。そして2024年に入りバンド史上初となるキャリアを総括したアルバムPapercuts(Singles Collection 2000-2023)をリリース。この頃からLinkin Park再始動の噂が出始めていました。BillboardはバンドのブッキングエージェントWMEがツアー及びフェスティバルのヘッドライナーに関するオファーを承っており、Chesterの代わりのヴォーカルについて、関係者がBillboardにMike、Brad、Dave等が「女性ヴォーカリストを見つけたい意向」と明かしたと報道。また、この報道の少し前にもインダストリアルロックOrgyのJay Gordonがインタビューにて「シンガーが誰かは分からないが女性と聞いた。彼等はそうやって前に進もうとするかもしれない。それは面白そうだ」と発言していました。この報道から数か月後の8月下旬にバンドはオフィシャルサイトとYoutubeにてカウントダウンを行い、9月5日にバンドはライブストリーミング配信を行い再始動を正式に発表。再始動の発表ではメンバーはMike Shinoda、Joe Hahn、Dave "Phoenix" Farrell、Brad DelsonにDead SaraのEmily Armstrongを新たなヴォーカリストとして迎え、Rob Bourdonに代わってOne Ok Rock、Papa Roach、All Time Low、Story Of The Year等の作品を手掛けプロデューサー業もやっているColin Brittainを入れた事、そしてライブパフォーマンスにはBradの代わりにインディーロックThe XYZ AffairのAlex Federが入る事が発表されました。配信されたEmily、Colin、AlexのLinkin Parkデビューライブでは既発曲の多くがEmily仕様にキーが調整されるなど、この新体制で未来へ向けて闘っていく覚悟ものぞかせていました。
こちら配信された全ライブ映像:
バンドは同日に新曲The Emptiness Machineを公開、そして7年振りとなる新アルバムFrom Zeroを11月15日にリリースする事、そして今後のツアー日程も発表しました。
再始動についてMike Shinodaは以下にコメント
「Linkin Parkの前、僕らの最初のバンド名はXeroでした。今回のアルバムタイトルは、バンドの始まりと、現在続いている旅の両方を意味しています。サウンド的にも感情的にも、このアルバムは過去、現在、未来について歌っている。新旧のバンドメンバー、友人、家族、そしてファンへの深い感謝の気持ちを込めて作りました。僕達は長年に渡ってバンドが歩んで来た活動を誇りに思い、これからの旅にワクワクしています。EmilyとColinと一緒に活動をすればするほど、彼等の世界レベルの才能、一体感、自分達が創り出したものを堪能することができたのです。新しいメンバーと一緒に作ったエネルギーと活気に満ちた新しい音楽で、新たな力をもらったと感じています。僕達は、これまで知られてきたサウンドのタッチポイント(アーティストや楽曲とリスナーとの接点)を織り交ぜながら、まだ新たなタッチポイントを探求しています。」
再始動したLinkin Parkが一番最初に受けたZane Lowe(Apple Music 1)にて、Mikeはこれまで全く新しいバンドを作ってやって行こうという案もあった事を説明。
「数年前、突然Joeから電話があり、長い事会ってないから会えないかと連絡があったんだ。そして二人で朝食を食べに出かけレストランの席でLinkin Parkの今後について色々と話したんだ。僕がJoeに ”でもやってみて僕等は楽しいけど、ファンや皆が気に入らなかったらどうしよう?” と言ったらJoeが真剣に ”それでも僕はやるよ” って言ってくれたんだ。”再開しよう。誰でも良いから探してトライしてみよう” そんな事を僕等は言った事もないよ。ある時スタッフの誰かが、テレビでオーディション番組をやって最高のシンガーを集めたらどうかと提案したこともあったな。想像できるあらゆるアイディアが全て僕等のところに来たんだ。でもトライアウトやオーディションを通して誰かを見つけるという考え方は、僕等にとって堅苦しかった。僕等は才能ではなく、その一緒にやっていく人間性が重要だったんだ。僕は一般的に物事を処理しているときは、たくさん考えているんだ。僕達の音楽を処理しているときは、もっと考えている。これまで本当に多くの人とセッションをしてきた。トライアウトではなく、ただのセッションだったよ。」
Joeもメンバー達の再開とセッションについて
「昔、僕達がバンドを始めた時は、別に音楽をやるだけじゃなくて、友達と一緒に語り合って、何かを見せあって、アートを作って ”それはクールだな” と言いあったりした感じがフリーでクリエイティブな環境だった事を凄く恋しく思っていたんだ。でもバンド活動で忙しくなっていったらその感覚が失われていく事もあったんだ。でも今回は僕等が初期時代にやっていたフリーな環境でやってみたかった。ただ6時間座って喋っているだけでも全然良いじゃないかとね。でもその会話の中で何かひらめくものがあるかもしれない。それでこのリズムは良いよねとか、このサウンドは面白いぞという意見交換にも繋がるんだ。僕にとってそういった何気ない会話から何かを作り、皆に聴かせていく、そんな環境が凄く恋しかったんだ。」
Robの離脱そして後任ColinについてMikeは
「僕等は少し前に、もう数年前になるだろうか、Robがバンドから離れたいと言っており話し合ったことがある。どうなるかわからなかったから公の場ではRobについては話さなかったんだ。でもファン達は薄々気づいていたようだね。僕等がPerpercutsや他のものをリリースした時に行ったインタビューにはRobは参加していなかったからね。友人として、それは悲しいことだったけれど、同時に彼が幸せになれることは何でもしてほしい。僕等はいつまでもRobを愛しているよ。僕等がRobと一緒に築き上げた素晴らしいものを、僕等はいつまでもリスペクトしていくよ。そして、Robの離脱が現実のものとなった時、僕はすでにColinと仕事をしていた。でも、僕はColinを素晴らしいプロデューサーとして見ていて、ドラマーとして考えてもいなかったんだよ。Colinは何でもやるんだ。ギターもすごく上手で。ピアノも上手だけど、メインの楽器はドラムなんだ。」
Emilyもこれまでの経緯を説明。因みに、Dead Saraは2018年にEP作品Temporary Things Taking Up SpaceをAtlantic Recordsからリリースした後にLinkin Parkが所属するWarnerと契約している為2019年頃はレーベルメイトであった事も分っています。
「実際に作曲を始めたのは2019年でした。その時はLinkin Parkとか全く考えてなく何曲か一緒に作ったけど、この曲が今後どうなっていくのか全てが疑問でした。ただ、彼等の所にお邪魔させて貰って音楽を書くのが楽しかったんです。でもその後パンデミックが起こり全てがストップしました。 数年後、Mikeが電話をくれ私はまた一緒に音楽を作りたかったから即答しました。その時、私は最終的にこの音楽セッションがどうなっていくのか本当にオープンに感じていたんです。お蔵入りになるかもしれない、Mikeのソロ作品として提供されるかもしれない、それでも良かった。ただ、あのセッションにあるエネルギーを感じたんです。それだけを追い求めていました。Mikeと一緒に仕事をするようになって、その時点では私からは余り質問もしなかったわ。兎に角、ただ素晴らしいアーティストと一緒に音楽を作る事が大好きだった。それから突然、”これからこういう感じでやっていくよEmily、この形でライブをブッキングするからね” と言う感じに言われて私は ”OK” と正に夢の中にいる感じになっていったわ。」
MikeもEmilyとのセッションを経て何かを感じた事を説明。
「Emilyの声を聴くようになって、初めて僕の脳がそれをLinkin Parkの曲として受け入れるようになったんだ。自分の声だけを聴いている時は、普通にLinkin Parkだなって受け入れることができた。でも、Emilyの歌声を何度も何度も聴くうちに、ああ、いい感じだなって思っていったんだ。」
Emilyは当初この大役を引き受ける事に不安を感じていた事を説明。
「色んな思いがあったわ。Linkin Parkに加入して、ああ、私がヴォーカルなんだ、なれるんだ、みたいなことは絶対にしたくなかった。LPファンの一人として、このバンドにとって何がいいのか?理想的な声とかエネルギーとか、フィットするものは何だろう?と考える様にしたの。私自身をChesterと比べる事を除外し、ただ私の何がフィットするのか?その問を持ち続けながら歌う事にしたの。その時、”ああ、これは本当に楽しい事だ。これは上手く行くかもしれない” と思うようにし、その瞬間が訪れると、”うわあ最高だな” って感じるんです。」
EmilyはLinkin Parkのファンだった事も説明し、バンド活動を始めた時期、2000年のHybrid Theoryがお気に入りであった事も説明。
「あの時からOne Step Closerの様に自身も歌い、叫びたいと思って頑張っていた。でもまさかLinkin Parkのヴォーカルになれるなんて今まで一度も考えた事も無かったわ。だからこそ、このバンドでChesterが残した楽曲を歌うという事は、その気持ちと感情の側で、私はChesterの誇りになりたいと思っています。」
Mikeによると何人かの作曲家と一緒にセッションした時、Colinもその中の一人であり直ぐに意気投合した事を発言。Colinも自身の参加経緯を説明。
「2021年ぐらいから一緒にセッションを初めました。その時は単にMike Shinodaという僕の憧れと一緒に仕事ができて嬉しかったんです。後になってMikeには ”あの時セッションをしに来たのは、貴方に会いたかったからです” って言ったよ。それから一年ぐらい一緒にセッションをして本当に色んな事を学べたんです。Linkin Parkの音楽が僕を音楽プロダクションへの道を開いてくれたバンドだったからです。父も音楽に携わる仕事をしていて、僕も父の仕事場に入って曲Faintのサウンドを色々と試したりしていたんです。」
Daveによると、Linkin Parkを再始動させようというよりは、単に一緒に過ごす時間を増やし、メンバー間の友情の核である創造性と仲間意識を取り戻そうという直感のもと再会の機会を増やしてセッションをしていた。それこそ本当にFrom Zero、0からのスタートだった。Daveによると、必ずしもセッションをしていた訳でなく、ある時はスタジオに行ってMikeと6時間ぐらい音楽と関係ない事を喋って終わる事もあったそう。そんな機会を増やしていったメンバー達は、多くのアーティストをスタジオに招き、その中でEmilyとColinに特別な親近感を覚えたと発言。スタジオでの時間を重ねるにつれ自然なケミストリーが生まれ、こうして再始動作品FROM ZEROの誕生に繋がったと説明。
こちらZane Loweとのインタビュー映像:
同時期にBillboardと行ったインタビューにてDaveは
「2018か2019年にMikeとJoeと一緒に少し曲作りを始めていました。本当にただ集まって、”何かやってみて、それが自分達でも気に入るかどうか見てみよう” という感じでした。少なくとも僕の中ではその先にはゴールは無かったです。」
Mikeも当時のセッションについて、
「2019年頃にEmilyと出会い。僕の昔のスタジオで一緒に音楽制作をし、幾つかのアイディアを試してみたんですが、それは単にお互いを知り合うというものでした。その後、メンバー達が居るところに彼女が来て一緒に制作を試みました。パンデミックの間はセッションはストップしていましたが、再開後にColinとEmilyにもコールし参加してもらいました。作業を進めるうちに自然と焦点が定まってきたんです。ただ、EmilyやColinにも ”Linkin Parkのセッションをやるから参加して” とは言わなかったね。”曲を書くから” とだけ言ってたね。
EmilyとColinは僕等より10歳ほど年下で、世代が違うんだ。印象に残っているのは、彼等が異なる視点を持っていて、物事のやり方も違うけれど、音楽経験は十分にある年だってこと。Emilyの場合は特にそれが重要だと思うんだ。彼女はDead Saraでツアーに出てライブをこなしてきたので、僕達がライブをやるかどうか考えた時に心配は無いなと思えたんだ。
ちょうど昨年の今頃、Emilyに今後の事について彼女の意向を確かめるべきだと思って話しました。彼女は1週間の休暇を取る予定だったので、事前にEmilyに聞いておけば彼女は旅行中に今後の事を考える事もでき、もし今後の活動が彼女に合わないなら、彼女は理解できる、と思ったんだ。後日、Emilyは僕等がクールに振舞い過ぎだと言われたよ。」
Emilyとのセッションについて、Dead Saraの活動時からEmilyに注目していたDaveは
「2017か2018年だと思うけど、僕はDead SaraでのEmilyの歌声をよく知っていて、とても気に入っていました。バンドのヴォーカルとすぐに通じることってあるじゃないですか。そして、実際にEmilyに来て貰い一緒にセッションをするようになって、彼女がヴォーカルとして非常に才能があることや、一緒にいて楽しくて素晴らしい人だというだけでなく、彼女が歌うと僕はそれとつながれるんだと感じれたんです。僕にとってLinkin Parkとは常にそういう存在でした。Mikeがやっていること、Chesterがやっていたことに感情レベルでつながって、それを吸収して自分自身で感じることができる。一緒にセッションをするうちに、Emilyがどんなことができ、音楽にどんな変化をもたらせるのか分かると、自然と ”これはうまくいく” という感覚になったんです。それ以外うまく表現できません。」
EmilyはLinkin Parkへの加入の打診を受けた時の事を振り返り、
「LPメンバー達は、”ちょっといい、ええと、数個質問があるんだけど” って感じで。その時点で私達は新曲をレコーディングをしたんです。彼等は ”ねえ、まあ、つまり、これから幾つかの公演と大きなフェスへの出演する仕事があるんだけど。で、まあ、1年後のことだし、君がいいと思うんだ。君なら古い曲も全部歌えるだろうし、君のやっていることも、この一連のセッション全体で起きていることもすごくいいと思っているんだ” って言われ 私はただ ”Cool、Coo Coo Coo Cool!” と言ってたの。その時点では、私の周りの人やDead Saraのメンバーには既に相談していたの。Dead Saraのメンバー達からは ”勿論。迷うことなく引き受けるべきだ” と言われてたの。私は念の為に探りを入れていて、Linkin Parkメンバーも私に探りを入れていたんです。映画デンジャラス・バディ(原題: The Hea)のMelissa McCarthyが言った、「(主人公が飼っていた猫に逃げられ)だから野良猫に餌をやるなって言ったのよ」って感じでした。私がひたすら彼等のスタジオに出向き続けていたんです、私が野良猫でした。でもそれが加入が決定した瞬間だった。だから想像してみて、加入決定を聞いた後にスタジオに平然と戻って、彼等は ”よしEmily、次のラインを考えよう。俺達はヴァースの作業をやるから” とか言われても、私は他に何も考えられないし、パニックになっていないふりをしなければならなかったわ。でも、Linkin Parkのヴォーカルに抜擢された事実を自分で整理するなんて無理ですよ。その夜遅くまでスタジオにいたことを覚えていますが、その後、私は最高の意味でパニックになりました。”これは現実なの?” ってね。少なくとも3日間はふわふわと浮いていたような気持ちで、地上に戻ってきた時にすべてが変わっていました。自分の人生が良い意味で変わろうとしていることを知りました。私は自身の夢に帰ってきたんだと思いましたね。」
現実を理解した時Linkin ParkのヴォーカルになるというプレッシャーについてEmilyは
「このバンドには本当に多くのものがあります。この世界にとって、Linkin Parkはとてもとても重要なバンドです。私が常に地に足をつけ続けるためにバンドの誠実さが非常に役立ちました。ライブの規模などについて話していると ”凄っ” と思う瞬間が沢山ありました。私は有頂天でしたが、やらなければならないことが一杯あると気づかされたんです。そしてLPの楽曲に取り組むことになって、多くの人々に愛されている唯一無二の歌声によるものについて ”この中で自分らしさを表現しながら、Chesterがこのバンドにもたらした感情を引き継いでいくにはどうすればいいんだろう?” と思いました。新譜を制作している中では既に感情やエネルギーがそこにありましたから、それをLPのこれまでの楽曲に組み込もうと努力しました。ただ聴く人としてではなく、歌い手としてその曲が自分にとって何を意味するのかを理解する必要がありました。技術的な部分と感情を融合させなければなりません。それはChesterの声であり、私の声でもありますが、私が曲を聴く時に感じるのと同じように感じてほしいと思っています。それがファンの皆さんが愛しているものだからです。そこには情熱があり、私はそれを満たせたら良いなと思っています。」
今後のライブ活動についてMikeは興奮している事、そしてEmilyとColinについて、
「これまで僕等は基本的にスタッフとだけでリハーサルをしてきたんだけど、先日、僕等の家族が何人か子ども達と一緒にリハーサルを見に来たんだ。僕等の家族がリハに来た途端、Emilyはパフォーマンスを上げたね。95%ライブモードになっていた。僕は、”10人の観客でこうなるなら、もっと多くの人に見てもらえる日が待ちきれないな” って思っていたよ。楽曲を練り上げていく中で、いくつかEmilyの音域に合うようにキーを変えなければならなかったんだ。その為に、20年間ライブで演奏してきた曲をもう一度覚え直さなければならなくて大変だったよ。
Colinは非常に整理された思考の持ち主で。ある日メールを送ってきて ”やあ、2015年に貴方達がこの曲を演奏しているこのYouTube動画を見たんだけど、アウトロはこう演奏していた。そして2017年にはRobがそれを変えてこう演奏していたけれど原曲とは違うよね? だからどっちを弾けばいいか教えてくれない?” って聞いてきて、僕は ”悪いけど僕は今曲Breaking The Habitを新しいキーで覚え直している最中で一杯なんだ。君はどっちのやり方で弾きたいんだよ?” って聞き返したね。あとクールなことは、歌詞の性別を変更する必要が一切なかった事だね。全ての曲で言葉を変える必要がなかったんだ。凄い事でとてもラッキーだと感じているよ。」
Billboardでのインタビュー記事: https://www.billboard.com/music/rock/linkin-park-singer-tour-album-cover-story-interview-1235766805/
再始動発表と新ラインナップによるライブパフォーマンス後Bradはツアー活動からの離脱を発表。
「僕はずっと、僕らのライブパフォーマンスに深い繋がりと誇りを抱いてきた。年を追うごとに、僕は舞台裏、スタジオ、新しい音楽の制作、ライブの構築の助け等で、バンドメイトと積極的に取り組んでいる時が、自分は一番充実していることに気づいた。僕は、僕らが作り続けるもの全てをとても誇らしく思っている。この新しい章で、僕はツアーではプレイしないが、そこでハンサムなツアーメンバーAlexを紹介できることをとても嬉しく思っている。Alexはワールドクラスなミュージシャンで、親切で思慮深い友人であり、彼が僕等LPの世界に彼のユニークな才能を提供してくれることを本当に幸運に思っている。新鮮に見てくれ、素直に評価し、献身的なチームワークが、僕等をこの特別な瞬間に導いてくれた。僕等の創造性を皆と分かち合える特権です。僕等の旅に付き合ってくれありがとうございます。」
Bradの声明: https://www.instagram.com/p/C_lurY4Sglx/?utm_source=ig_embed&ig_rid=84567663-1e0e-47bc-a33a-b163e2d9063e&img_index=1
後日Zach Sang Showにてインタビューを受けたMikeはツアー活動から離脱したBradについて
「このダイナミズムを理解していない人がいるかもしれないので念のため、Bradは僕等のギタリストだ。彼はバンドにいるけど、精神的にツアーやライブはきつかったんだ。Bradがツアーからの離脱を決めた時僕等はまだAlexには会っていなかったから、Colinに頼んだんだ。”Bradの代わりにギターを弾く人が必要で、ドラマーも必要だ。君はどちらも同じくらい上手だ。どうしたい?” と聞くとColinはまるでお菓子屋にいる子供のようだった。彼は ”何を聞いているのか信じられない” って言ったと思う。彼はとても興奮していたよ。」
インタビュー動画: https://youtu.be/_OxWsbAov-s
そして11月にGuitar World誌とのインタビューにてツアー活動を離脱しているBradは以下に発言、
「Linkin Parkメンバー誰にとっても、”元の仕事に戻ろう” という感じではなかった。僕としてはオフの間に学んだことを活かして、より大きな自己認識と洞察力を持って自分の役割に取り組もうという感じだったんだ。僕はスタジオこそが本当に成長できる場所だと思ったんだ。新しいものを作るのが大好きで、それが僕の性格的な活力になっている。だからこそ僕はその分野にエネルギーを集中させ、Alexを世界を旅するツアーメンバーにしようと決めたんだ。彼はショーに多くのものをもたらしてくれると思ったんだよ。」
ツアーに出てなくても、ライブは見ており僕はLPのライブを本当に誇りに思っている。僕はステージ上にいないけれど、ライブにはクリエイティブな愛情を注いでいるよ。セットリストやライブのコンセプト、ライブの流れにはいつもこだわってきたしね。今夜のライブも一生懸命作ったんだ。」
インタビューにてBradは今後いつかはステージへの復帰の可能性を聞かれた際否定せず「水晶玉を持っている訳じゃないから絶対とは言えないけどね」と発言。
Bradへのインタビュー: https://www.guitarworld.com/artists/guitarists/why-brad-delson-isnt-touring-with-linkin-park
ラジオ局KROQでのインタビューにてリリースしたカムバック作From ZeroについてMikeは
「このアルバムにはLinkin ParkのDNAが色濃く残っている。本当にLinkin Parkという感じがするんだけど、その中には昔のサウンドもあるし、僕にとってはバンドのあらゆる時代のサウンドも入っていると思う。」
そしてDaveは最新作と新生Linkin Parkについて、
「Linkin ParkのDNAが何なのか自分でもよくわからない。その理想とする様な音に近づきすぎた時、僕等はただそれをやって、他の人が ”LP帰ってきたね” と教えてくれるようなものだ。僕等はそれを解釈し、皆が ”オーケー、クールだ。思いが伝わってよかった” と思うんじゃないかな。でも、アルバムを作ったり、新曲に取り組んだりした時僕らにとっては、僕らが僕らをやっているようなもので、それを理解し、前進していくためのものなんだ。その過程で、とても楽しくて、やりがいがあって、クールでエネルギーに満ちる事が出来た理由の一つは、EmilyとColinを徐々にバンドへ統合し始めた時に、それがまるでLinkin Parkのように感じられたことだったんだ。それが僕らに合っていると感じた。このプロセス全体を通して、最もクールな瞬間だったのは、物事が一つにまとまっていくような感覚を味わえたことだった。」
KROQのインタビュー動画はこちら: https://youtu.be/y3C1XLG_47s?si=HsArIUKtIzL_uUKr
EmilyとColinを加入させた新生Linkin Parkは所属レーベルWarner Recordsのサポートもあり秘密裏にアルバムFROM ZEROを用意し、曲The Emptiness Machineをリリース。ニューアルバムリリースへ向けてのFrom Zero World Tour 2024を発表、そして新たなメンバー達のお披露目となったライブストリーミング配信を行う過程は一切のリーク無しに、計画通りに次々とサプライズが発表されました。しかし、Emilyのヴォーカル起用に否定的な意見を示したのがThe Mars VoltaのヴォーカルであるCedric Bixler-Zavalaとその妻Chrissieでした。夫妻はかつてサイエントロジー教会の信者であり、Cedricはレイプ事件で2023年9月に終身刑の判決となった俳優のDanny Masterson事件における告発者の一人でした。Danny Mastersonはサイエントロジーを通じて知り合った女性3人を自宅でレイプした罪に問われており、Chrissieは法廷で公にMastersonに対してレイプの被害を訴えた何人かの女性の一人でした。
既にサイエントロジー教会を脱会し、現在では同教会を否定している夫妻は、Emilyもサイエントロジー信者であることと、彼女が過去にMastersonを支持していたと告発。Cedricは2023年に、Dead SaraのInstagramに ”貴方のファンは、貴方の友達でレイプ魔のDanny Mastersonを知っているの?” と書き込み、EmilyとMastersonとの繋がりを糾弾。Cedricは教会に在籍した頃の自身とEmilyの写真を投稿し、Emilyは2020年にMastersonを支持するグループの一人として公判に出席していたと発言。
こちらCedric等の投稿が貼り付けてある記事: https://www.brooklynvegan.com/cedric-bixler-zavala-the-mars-volta-atdi-blasts-new-linkin-park-vocalist-for-scientology-connections/
EmilyはInstagram Storiesに以下に投稿
「こんにちは、Emilyです。皆の中には私が初めてという方も多いと思いますが、少し前に起こったことについてはっきりさせておきたいことがあります。数年前、私は友人だと思っていた人物の法廷出廷の際に支持を頼まれ、傍聴人として審理に出席しました。その後すぐに、出席すべきではなかったと気づきました。私は常に人の良い面を見るようにしていますが、彼を誤解していました。それ以来、彼とは一言も話していません。想像を絶する詳細が明らかになり、後に彼は有罪判決を受けました。できるだけ明確に言いたいのですが、私は女性に対する虐待や暴力を容認しませんし、これらの犯罪の被害者に共感します。」
EmilyのStoriesはこちらの記事に張り付けてあります: https://www.brooklynvegan.com/new-linkin-park-vocalist-emily-armstrong-responds-to-danny-masterson-backlash/
Linkin ParkにEmilyが加入した事を受け、真っ先にEmily加入をサポートしたのはChester他界時の妻Talindaさんでした。Talindaさんは、EmilyがInstagramに上げたLinkin Parkのライブ写真の投稿に「炎」の絵文字をつけサポートしている事を表明。
Chesterの元ガールフレンドElka Brandさんとの最初の息子JamieはLinkin Park(特にMike Shinodaに対し)Emilyを加入させたことを批判。
「Linkin Parkが再出発することに人々は頭を悩ませていないんだ、人々が頭を悩ませているのは:
1: 貴方(Mike)がEmilyの教会での経歴やMastersonの味方としての経歴を知っていて彼女を加入させた。
2: 貴方が父の人生と遺産をリアルタイムで静かに消し去ったのは、Linkin Parkのインタビュー中だけでなく、国際自殺予防月間中だった。
3: LPのコアなファンにも様々な犠牲者がいるにも関わらずEmilyの様な人物を迎え入れる影響を貴方は否定した。ファンを手懐けようとした事、Chester、Chesterの家族、貴方の妻、Mastersonの被害者たち、更にEmilyが被害者たちを威嚇した事についても貴方は認めていない。
Jaimeはさらに、Mikeが何年もの間、自身を含むサポートしていた人達からの信頼を裏切ったと非難。
Jaimeの投稿が貼り付けてある記事:https://www.brooklynvegan.com/chester-benningtons-son-criticizes-linkin-park-over-new-singer/
そしてChesterの母親であるSusan EubanksさんもRolling Stone誌のインタビューを受け、Linkin Parkが再結成した事について彼女やChesterの子供達に連絡しなかったとし裏切られたと発言。Susanさんによると、予めLPメンバーからは再結成が決まったら連絡すると伝えられていた事、これまでChester他界後にChesterをフィーチャーした曲をリリースした事はあったが、その時は遺族に連絡をキチンとしてくれた事、それだけに今回の新メンバー加入について自身に知らせてくれなかった事に落胆していると説明。また、バンド復活のライブ配信も見たがEmilyのパフォーマンスは好きになれなかったとも発言。そして、Susanさんは生前のChesterと連絡をとった際、MikeがChesterを女性ヴォーカリストと交代させる計画があると相談を受けており、Chesterは既に傷ついていた、と主張。
こちらSusanさんへのインタビュー: https://www.rollingstone.com/music/music-features/linkin-park-chester-bennington-mother-1235104752/
Chesterの家族から非難されたLinkin Parkは表立ってChesterの家族と公にコンタクトする事は無かったもの、LAのKia Forum公演にて、Mikeはオーディエンスに対してこれまでLPライブを見た事がある経験者か、それとも今夜が初めてかを質問し半々の反応に対して以下に発言、
「つまり、それが僕等がここに戻ってきた理由の一部なんだ。僕等はここに戻ってくることができて感激しているよ。過去を消し去ることではない、未来への新章をスタートさせることであり、皆さん一人一人の為にここに戻って来たんです。」
ライブ映像: https://youtu.be/VE75u1zEtSA?si=V2MnrAWZNBty0FF8
ロンドン公演前に行ったBBC Radio 1とのインタビューにて、Mikeは
「新譜From ZeroはChesterを歴史から消し去ろうとするのではなく、バンドの新たな章となることを意図している。これまでの章は素晴らしかった、僕等はその章を愛している。それが一巡し、今、僕等は課題に直面している。別の歌声でゼロから始めるとしたら、どうする?ってね。Emilyと曲作りを始めたのは2019年の事で、”バンドを再び立ち上げる” という意図はその時は無かった。しかし、その後、既に書いていた僕の声しか入っていない音源にEmilyの歌を入れようという話をして、出来上がったものを聞いたら凄くよかったんだ。
EmilyはChesterの代わりをしようとしているわけではない。彼女はChesterになろうとしているわけでも、他の誰かになろうとしているわけでもない。彼女は彼女で、だからこそうまくいくんだ。」
インタビュー音声: https://www.bbc.co.uk/sounds/play/m0022xr1
上記のEmilyの声明では、過ちだったとするも過去にMastersonへのサポートに動いてしまった事を告白。しかし声明の中で、サイエントロジーとのつながりや組織での地位については触れていませんでした。
Emilyの声明を受けて、The Daily Beast誌がサイエントロジー、FBI、元入信者から入手した内部記録について書いた記事を掲載しました。
記事によると、Emilyは両親がサイエントロジーの信者であったため、サイエントロジーの家庭で育った。幼い頃から、彼女はサイエントロジーの教えに従うように仕向けられた。小学生時、Emilyと同世代の子供達は親元を離れサイエントロジーの施設である集合住宅に一緒に住んでいた。子供達は世話係によって集団で世話され、大半の子供達は土曜の夕方と日曜の朝だけ母親に会うことが出来たと記載。しかし、Emilyが大人になってからサイエントロジーと深く関わった形跡はほとんどなく。Emilyの母親はサイエントロジー教会の中でも注目される存在だったのに対し、EmilyはDead Saraを結成しロックバンドのキャリアを追求し、教会内では比較的地味な存在だった。
Daily Beastの記事: https://www.thedailybeast.com/emily-armstrong-new-linkin-park-singers-secret-years-at-the-heart-of-the-church-of-scientology-revealed/
元信者であったMike Rinder氏のインタビューではEmilyについて
「彼女は家族から疎外されることを恐れて、サイエントロジーの話題には触れたくないのだろう。彼女はMastersonを支援したことについて謝罪のようなものを発表したが、サイエントロジーの側面には触れようとしなかった。」
Rinder氏のインタビュー: https://tonyortega.substack.com/p/mike-rinder-i-was-in-scientologys
元信者はサイエントロジーの「断絶」の実践、つまり元信者から教会に入信している家族や友人を切り離すことが、その信者達を沈黙させ、従わせ、忠誠を保つ重要な手段であると指摘。またEmilyは、自身がサイエントロジーについて発言する事によって教会に居る家族等が何かしらのペナルティを受ける事を恐れており、サイエントロジーとの関係を黙っているのではないかと発言。サイエントロジーを取材してきたジャーナリストによると、Emilyはもし口を開けば二度と母親に会えなくなることを知っている、と説明。
Emilyとサイエントロジーの関係については様々な意見がありますが、Emilyがこれまで発表してきたDead Saraの楽曲についても調べてみました。Dead Saraの作詞はEmilyが担当しており、人によって解釈は自由ですし、正解はないと思いますが以下の楽曲をピックアップしてみました。
Ain't It Tragic (2021): Losing My Mind
「I'm losing my mind. I don't need to impress you. I think I'm losing my mind. I need something to break through.」
私は正気を失っている。貴方を感心させる必要はない。私は正気を失っていると思う。何か突破口が必要なんだ。
Temporary Things Taking Up Space (2018): Heaven's Got a Back Door
「I'm through feeling sorry for the things that I can't choose. If I made it this far being who I am, maybe heaven's got a backdoor too.」
自分で選べないことを残念に思うのはもう沢山。私が私であることでここまで来られたのなら、天国にも裏口があるのかもしれない
Temporary Things Taking Up Space (2018): Unamerican
「You can have my innocence, that I lost when I was six. No, I'm not your daughter, no I'm not your bitch. I guess I'm Unamerican.」
私が6歳のときに失った純真さを貴方ににあげるわ。いいえ、私はあなたの娘でもなければ、あなたのビッチでもありません。私はアメリカ人でもないかもね。
Pleasure to Meet You (2015): Suicidal
「We're suicidal! Wohoooo! Come on and raise your bible! Wohoooo! Run and throw my life away, I wake up to another day」
私達は自殺願望がある さあ、聖書を掲げろ、走れ、人生を投げ出せ、目覚めればまた明日がある。
Pleasure to Meet You (2015): For You I Am
「I wanna be dead! I wanna be gone! For you I am! But I'm slowly dying!」
死にたい!消えてしまいたい!あなたのために!でも、私はゆっくりと死んでいく!
一番最初の曲Losing My MindについてはEmily自身がインタビューで説明しており、自身が鬱の暗闇の中にいてそこから出る為に同曲を書いた事、何かを話したり書いたりする事で暗闇から抜け出す事が出来たと発言。またアルバムAin't It Tragicの制作時は自身とバンドメイトの精神状態を考慮し数日間の休日、メンタルヘルス週末、を決めて休みながら制作した事も説明。
こちらインタビュー記事: https://brooklynmadepresents.com/event/dead-sara/
様々な解釈はあると思いますが、Emilyの歌詞からは信仰の経験からの影響、宗教への幻滅、メンタルヘルス、性的思考/性自認に関する様な詞が含まれているのではとみています。サイエントロジーは精神医学に反対の立場を取っており、同性愛について批判的な考えを持っています。
そしてDead SaraはChesterの妻Talindaさんが立ち上げた自殺防止をサポートする団体320 Change Directionと組み2020年のパンデミック時にストリーミングライブを行っています。同ライブでDead SaraはBad Flower、Bones、Dead Poet Societyと共演しTalindaさんと一緒にチャリティーイベントを盛り上げました。
こちら同ライブの記事: https://loudwire.com/badflower-so-happy-im-thirty-festival-dead-sara-bones-uk/
EmilyのこれまでのインタビューやDead Saraの曲にはサイエントロジーに新和的で合理的に解釈できるものは含まれていません。彼女の歌詞の多くはサイエントロジーの原則と衝突しており、反宗教、メンタルヘルスへの認識、ヒエラルキーへの軽蔑といったテーマを扱っています。そして新生Linkin Parkの先行シングル曲The Emptiness Machineは誰がメイン作詞かは分かっていませんが、この曲も宗教への幻滅が言及されています。
これまでの情報により、EmilyはMastersonのレイプ事件への関与の詳細を知った後、断固とした態度で距離を置いたと思われます。サイエントロジーに関しては、彼女が教会に所属し続けていることを証明する最近の情報はありません。それどころか、彼女の行動や音楽の内容は、おそらくサイエントロジーの原則に同意できないことが原因で、教会からかなり距離を置いていることを示唆しています。
では何故サイエントロジーについて話さないのか?恐らくは現在も同教会に在籍している家族を思っての事だと思います。世界的に有名なLinkin ParkのヴォーカルとなったEmilyの発言力は過去の彼女のものとは比べ物にならないレベルになっている事を当然彼女も認識していると思います。たとえ距離を置いていても、そしてたとえ絶縁的な状態であったとしても彼女は家族が悲しむ様な発言はしたくはないのだと思います。こちら、最近Linkin Parkが投稿した映像の中で、Emilyは小さい頃に一つの事に没頭しそれだけしか考えられなくなり不安になった時があり ”私はどうかしてしまったのかな、本当にこれで大丈夫かな?” と母親に相談した際、母親から ”それはプロとしての兆候かもしれないね、頑張って続けて行きなさい” と言われ後押ししてくれた思い出を語っています。Emilyにとって母親との思い出は本当に大切なものであることが伺えます。
動画6:45頃から: https://youtu.be/M5YlNyf5MiA?si=lsXQWUlsWMVFD3pU
再始動直後のインタビューにて、Daveはファン達に対して以下に説明しています。
「ミュージシャンとして、メンバー達とまたこの音楽を分かち合えることにとても興奮しているよ。僕が好きなのは、ファンとの交流や繋がりなんだ。でも、僕達はファンが自分達の意見を持っている事も承知している。皆がどこに着地しようと構わない。勿論、僕等は皆に僕等の旅へ一緒に来て欲しいとオープンに腕を広げて皆の参加を望んでいる。僕等は ”さあ、入ってくれ。 僕等は素晴らしい時間を過ごしているし、ここは素晴らしい場所だよ” とね。でも、失礼ながら、皆にもいろんな感情があり、それぞれ物事を処理する方法は違うという事を尊重している。皆にも心のスペースが必要である事に敬意を払いたいし、そして皆にオープンに僕等の新しい旅に招待したいんだ。」
Linkin Parkがファンの為にバンド名を復活させたのは、彼等の音楽が今日に至るまで多くの人々にとって大きな意味を持つことをしっていたからであると思っています。Linkin Parkメンバーが最適なレベルでパフォーマンス出来る限りは、過去の活動を尊重し、新しいサウンドを探求する新生Linkin Parkであり続けて欲しいと応援しています。そして何よりも、Chester Benningtonの思い出を守り続ける事が重要だと思っています。
Linkin Park Reunited
Linkin Park Reunited
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My December (Live) - Linkin Park
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Two Faced (Live) - Linkin Park
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Heavy Is The Crown (Live) - Linkin Park
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Numb (Live) - Linkin Park
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