米での夏の2大ロックフェスツアーといえばWarped TourとそしてこのMayhem Festivalである。今年も地獄の様な暑さの中メタルバンドの宴が始まりました。数年前までは今年日本で行われたOzzfestが夏のメタルフェスとして長年米メタルシーンを牛耳っていましたが主催者Ozzyの高齢化と共に(夏の全米ツアーはOzzyには大変だった)縮小化、そして遂には無くなってしまったのです。Ozzfest亡き後メタルツアーを引き継いだのがWarped Tourを指揮するKevin Lymanが作ったMayhem Festival。今年はどうなるのか楽しみです。そして今回のレポ写真はなんとメディアセクションから撮影させて頂きました。日々応援をしてくれる皆様のおかげで晴れて初メディアパスをゲット。主催者からはサイドステージのみの撮影化(レベル１のパスですが本当に嬉しい！)の条件付きですがメインステージでは何時も通りモッシュ内で撮影してきました。応援ありがとうございます。

今年のMayhemでは去年は1つしか無かったサイドステージが2つのサイドステージになりました。去年はヘッドライナーがSlipknotとSlayerであった為に予算も底をついたのかサイドステージ1つ、そして写真にはありませんがもう一つの小型ステージのSumerianステージがありました。今年は予算も十分行き届いたのかサイドステージが2つとカムバック。そしてSumerianレコード主催の小型ステージもありました。Sumericanステージでは地元バンドをメインにプレイ。今回２つのサイドステージをレポするので精一杯ということでSumerianステージのローカルバンドはレポできませんでした。ご了承ください。

そしてトップバンドとして捨てがたいのがRob Zombieである。今回初めて2つのベストアクトを決めてしまった事は反則である。しかし本当に難しい選択だった。去年もSlipknotと Slayerの2大バンドのどちらをトップバンドにするかで悩んだが今年はMastodon、そしてヘッドライナーとして最高の演出を魅せたRob Zombieを捨てる事がどうしても出来なかった。 準トップバンドというのは表現的におかしいのでどちらも今回のベストアクトに選ばさせてもらった。良い意味で前評判を覆したRob Zombieの功績と彼の最強ライブを見捨てることは出来なかった。というわけで今回は異例の2ベストアクトになりました。地獄の様な暑さのSan Bernardinoも夜の’少し冷える温度の中Rob Zombieの代表曲Dragulaをオーディエンス合唱と共に幕を閉じた。