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MeshuggahのギタリストMartenがDjentミュージックを作った事を謝罪。

July 24, 2018

先月フィンランドのフェスに出演した際にインタビューを受けたスウェーデン産エクストリームメタルMeshuggahのギタリストMarten HagstromがサブジャンルとなったDjentミュージックについて発言。

 

Meshuggahはそのプログレッシブでありアバンギャルドなメタルサウンドをプレイするバンドとして、その延長線上に出来たDjentミュージックのパイオニア的なバンドとして見られています。主に8弦ギターの低音弦上でのパワーコードとブリッジミュートに
よって出る独特なディストーションサウンドを擬音語として表現したもの。主に複雑なリズムによって特徴づけられるギターリフとしてMesshuggah、Periphery、Animals As Leaders、Born Of Osiris等のバンドが曲で使用。

 

インタビューにてMartenは「先ず最初に、俺達はこのサブジャンルを作ってしまった事を申し訳なく思っているんだ。全くこうなる結果を求めていた訳でもなく、Djentに関しては誤解から生まれ、俺としては笑い話なんだよ。あれはリードギタリストFredrik Thordendalがある日泥酔状態の時に俺達を昔から知るファンと話していた事が始まりだったのさ。Fredrikは俺達がどんなギタートーンを追い求めているのかを説明していて、必死になって ”俺達はこうジェ、ジェ、ジェ、ジェみたいなギターを求めているんだ” と説明するとファンは ”うん?なんて言っているんだ?スウェーデン語で話しているのかな?そうだな。ジェの所はジェントと言っているのかな。” と酔っ払いの誤解から生まれたんだよ。

 

俺達Meshuggahの音楽はヘビーな実験的な音楽かな。俺はプログレッシブや他のジャンルで呼ばれる事に何とも思っていないよ、ヘビーな音楽である事だ。でもそれがマスメタルであったりジェントといったサブジャンルにカテゴライズするのは他の人であり俺達自身は単にアグレッシブで実験的な音楽をプレイしているという認識しかないかな。

 

俺達の音楽は決してメインストリームな作品では無いし人を選ぶ音楽だと思っている。俺達の音楽は鼻歌で歌うものでもないし、直ぐに理解される音楽でもない、実に音楽的な趣向の調整が必要な音楽だと思っている。ジムに行く人のカジュアルな音楽でもないし、朝5時にスムージードリンクを飲みながら聞く銀行で仕事する時の音楽でもないよ。俺達はAVICIIでないし、Madonnaでもない、それに他のメタルバンド達とも少し違うんだ。それだけに、これまでのバンドの成功は本当に感謝しているんだよ。最新作The Violent Sleep Of Reasonは何だっけ。米ビルボードチャートで初登場12位を記録したそうで、俺達には本当に信じられない事なんだ。

 

俺達が未だに活動出来ているのは、俺達自身が北方スウェーデンで生まれ、パーティーシーンやStockholmの音楽シーンにも染まらない生き方をした事で自分達だけの音楽を作る事だ出来た事だね。自分達で構築する音楽を作る事が原動力になっているんだ。新しい事にチャレンジしそれを乗り越えて作品を完成させる、その過程でこの活動を楽しく出来ている事が大切な事なんだと思うよ。俺達全員が一つの目標を持って活動している事でやっているんだ、これがもしメンバー達が他の事に興味を示し始めクリエイティブな意見の相違があったらこのバンドは終わるかもしれないね。」と発言。

 

Djentに関しては、Fredrikの説明を上手く理解出来なかったファンがジェントと言った事が始まりである事を説明しています。尚、別のインタビューにてドラマーTomas Haakeはバンドの次作は早くて2020年より少し前と発言。

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