System Of A DownのShavoが新譜について自身の思いを激白。
October 10, 2018
System Of A DownのベーシストShavo Odadjianがラジオ番組に出演。目下2005年に発表されたMezmerizeとHypnotizeを最後にアルバムを発表していないバンドに対し自身の思いを激白。
バンドは2016年頃に新譜を制作している事を発表しファンを歓喜させましたが今年に入り新譜の制作を停止した事を発表。
こちらの記事にギタリストDaron Malakianが停止した訳を語っています:
http://www.rockisnotdeadoc.com/news-c1cka/jjjrp73t1/System-Of-A-Downのメンバーが新譜を作らない理由を告白。
ラジオ番組のインタビューに応えたShavoは新譜について「もし俺のやり方で制作していたならあの作品はとっくに発表されていたね。でもそうならなかった。俺は今でも発表出来る事を願っているんだよ、何故なら俺達全員多くの楽曲を作っていたからね。Daronは日々作曲しているし、Serjも書き溜めた曲がいっぱいあるはずさ。でもまた俺達が一緒になって一つの作品を作るかというと俺は何とも言えないんだよ。そうなると良いなと願っている、かな。
俺達メンバー間の仲は良い関係を続けているよ。誰も間違った事をしていないし、誰も怒っていない。俺達の仲には誰かが他のメンバーにちょっかいを出して関係が悪化するとかそういう事は一切無いんだ。新譜を作れないのはアートの創作性の違いからくる事が主な原因だね。」
ギタリストDaronとヴォーカルSerjの意見の違いが新譜の制作に影響を与えたのではという質問にShavoは「俺自身はそうだと思っている。他のメンバーの事を俺が語る事は出来ない、だが俺はそう思っているよ。しかし、俺はその事について憤りを覚えるとかそういう事はないんだ。俺はこのメンバーで一緒に音楽をプレイし、音楽を作っていきたいと思っているだけに辛いという感情が一番先に来るかな。俺はこのバンドで音楽をプレイして行きたいと思っているよ、でも結果が全てなんだよね。俺はメンバーの誰かをステージやスタジオで強制する権利はないし、そういう事があっても決して俺達の為にならないと思っている。自然の流れに任せてやっていくのが一番なのかもしれない。」と新譜の制作が停止した事は残念に思っているもの、メンバーの意思に反するやり方は出来ないと発言。
またバンド内にあったピリピリしたムードはファンが想像しているよりももっと前からあったと発言。「メディアを通して俺達のここ二年の現状を知った人が多いけど、実際には10年もこういった関係が続いていたよ。SNSの普及により今その情報が発信されただけで俺達の仲はずっとこんな調子だったのさ。」と発言。
ラジオ番組のDJがSystem Of A DownもMetallicaの様にカウンセラーを付けてみたらどうか(Metallicaの映像作品Some Kind Of Monsterではメンバーが新譜を制作する際間に入るカウンセラーが付いた)と提案するとShavoは「もうその提案はとっくにしているんだ。もし本当に出来たらクールな事だよね。一人のプロのカウンセラーが俺達の間に入って、この状態はこうだ、彼はこういう意思を持っている、とか説明する。でも俺達は別にメンバーが何かやったからこういう結果になったというものがないからね。カウンセラーを入れるアイディアは受け入れられ無かったのさ。」と既にバンドではMetallicaの様にメンバー間の仲を取り持つカウンセラーを入れようという案があった事も説明。
こちらShavoのインタビュー音声: https://youtu.be/r0_BGjfvtjI