10月16日に他界したメタルコアAll That RemainsのギタリストOli Herbertの死因が奥さんであるElizabethさんによって発表、しかし警察は今後もOliの死の原因を調査する事を発表。

当初の訃報ニュースでは、Oliは自宅近所で亡くなった事が報道されており、警察が死因を調査中とされていました。

週末Oliの奥さんであるElizabethさんが自身のFacebookにて死因について詳細を語りました。(現在投稿は削除済み)
「おはようございます。Oliの妻Bethです。私の夫の検死結果が今朝届きました。死因は溺死です。Oliは彼の血縁関係者の多くが抱えている躁うつ病を患っていました。彼の体内から抗うつ薬と睡眠薬が見つかったそうです。彼の体内から検出された薬は彼の家族も処方している薬であり、彼はこの薬について理解していた筈なんです。彼は精神障害を抱えていましたが治療を受けに行くことは無く、また病気に対抗する薬を貰う事もありませんでした、そういった事もあり家庭内で度々トラブルがあったのです。Oliがどのようにして薬を手に入れたか知っている方が居たらコネチカット警察に連絡を下さるようお願い申し上げます。

Oliが服用した薬には幻覚作用、また不穏状態になるとされています。亡くなる前夜、Oliはしきりに外に出たがり行方不明になりました。彼は自宅近くにある池の方に歩いて行き、その場所は滑りやすく真っ暗な場所です。それに加えその夜は雨も降っていました。恐らく私が就寝についた後彼は外出した為私も彼を引き留める事が出来ませんでした。」

またOliの他界後、Oliを偲ぶ一般参加のメモリアルがバンドの地元マサチューセッツにて予定されていましたが、突然キャンセルが発表されました。この事についてBethさんは
「メモリアルがキャンセルされた理由につきましては、私自身そして家庭に対して脅迫めいたメッセージが届いておりまして安全を考慮した上でOliのメモリアルを中止させて頂きました。」と説明。

Oliの訃報を始めて聞いた時の事についてバンドメンバーでフロントマンPhilip Labonteはラジオ番組のインタビューにて、
「大きなショックを受けたよ。彼はまだ44歳だったし、パーティーをする様な乱れた生活をしていなかった。仲の良い友人達とたまに外出する程度で酒も余り飲まないし、ドラッグもやらない。マリファナも人生で数回程度経験したぐらいじゃないかな。兎に角、俺が知る限りでは健全な人生を送っていた男だっただけに驚いたよ。俺達は未だに気持ちの整理がついていない状態でね。乗り越えて行かなければならないけど、とても辛いね。」と生前クリーンな生活を送っていたOliの死は大変なショックだった事を説明。またAll That Remainsの今後については
「バンドは終わった訳では無いし、俺達はOliが生前認めていたギタリスト(Jason Richardson)を加えて欧州ツアーや月末に予定されているツアーを行うつもりだ。その後、俺達は正式な後任を捜す事になるだろう。俺達は来年の予定も立てているんだ。Oliも新譜Victim Of The New Diseaseからの曲をライブで披露して欲しいと願っているだろうし、彼もきっと俺達がこのままツアー活動を続けて行くことに賛成してくれるはずさ。」と説明。

こちらPhilのインタビュー音声です：
https://omny.fm/shows/talkin-rock-with-meltdown/talkin-rock-with-ministrys-al-jourgensen-and-all-t

そして今日、Oliの件を担当している警察が今後も捜査していく事を発表。Oliの死因は溺死と発表されたもの、警察は未だOliの死が他殺、自殺、それとも事故なのか未決定である事を発表し、Oliの死に不信な点がないか調査を開始。Oliが亡くなる24時間前の行動を洗い直し、彼のこれまでの医療記録、そして彼の遺体が発見された10月16日以前に彼とコンタクトを取った人を捜している事を説明。Oliは亡くなる前に奥さんElizabethさんによって行方不明届けが出されていました。また夫婦は結婚して14年で、2014年から遺体が見つかった池の傍にある自宅に住んでいる事も発表。

こちら警察の発表記事：
https://www.courant.com/news/connecticut/hc-news-stafford-springs-musician-murder-20181115-story.html

またOliの死に不信を抱いているのは警察だけでなく、公正な真実を明らかにしたいFacebookグループページJustice For Oli Herbertも作られています。
https://www.facebook.com/justiceforoliherbert/?ref=page_internal

またこちらのサイトでは既にOliに近い人のあら捜しが行われており、もの凄い勢いでコメント欄が埋められています。細部まで調べているネット上の捜査は凄まじく、このサイトが公開している事が真実だとすると恐ろしすぎます。
https://lambgoat.com/news/30790/Questions-remain-in-death-of-All-That-Remains-guitarist-Oli-Herbert