Five Finger Death PunchのドラマーJeremyが脱退。
December 18, 2018
Five Finger Death Punchの結成メンバーでドラマーJeremy Spencerがバンドを脱退。
Jeremyは2005年にギタリストZoltan BathoryとFive Finger Death Punch(以下FFDP)を立ち上げこれまで発表してきた全ての作品でドラムを担当。2012年にはRevolverマガジン主催のGolden Godsアワードにてベストドラマー部門で受賞。またLoudwireが2015年に行ったベストドラマー投票でも受賞。世界的に有名になったバンドのリズム隊の核となる存在でした。
今秋、FFDPがBreaking Benjaminと行ったツアーでJeremyは二度目となる背中の手術と治療の為にバンドを離脱。残念ながらJeremyはバンドに帰還する前に脱退を決意した様です。以下Jeremyの投稿を簡潔にまとめました。
「色んな感情と闘いながら今回発表させてもらうよ。FFDPが先日行った米ツアーを離脱した事を非常に後悔している。今回の決断はこの数か月何度も考えてきたことなんだ。でもとうとうその時が来てしまったようだね。俺は6才の頃からドラムを始めた。そしてこの数年、幾度と手術を受けた自分の体を思い、ここらでバンドのドラムを降りる決心をしたんだ。
プロのスポーツ選手ならば、自身の身体能力とメンタルが衰えプロとしてのパフォーマンスが発揮できない状態なら彼等の決断も明白だろう。俺は自身の体が数十年間愛するドラムでダブルバスにシュレッダーの様なドラミングプレイをさせてくれた事を非常に満足している。しかし、長年の激しいパフォーマンスは徐々に自身の体の状態を悪化させ、皆が望むドラムパフォーマンスを披露出来ていない自分が居る事に気付いたのさ。そして、このバンドはもっと若くエナジーに満ち素晴らしいドラマーを要しているんじゃないかとね。ファンが納得出来るFFDPの音楽をプレイ出来る人材が必要なんだと思ったんだ。彼等なら俺無しでも出来ると確信している。君達と同じ様に、俺も今後の彼等の活躍を応援していくつもりだ。
俺自身は今後も色々と新しいプロジェクトの計画があって体の治療が終わってから始めようと思っている。俺の新しいプロジェクトも是非チェックして欲しい。
俺は心からFFDPとブラザー達の成功を願っているよ。そして皆にはこれまでと同じ様に彼等をサポートして欲しい。俺達は結成当初からファン達の声を一番に聴き頑張って来た。そしてお陰で俺達には素晴らしいKnuckleheadsと呼ばれるファンが世界中に出来た。とても言葉では言い表せない程の感謝の気持ちでいっぱいだよ。君達のサポートのお陰で俺は人生で一番最高の時を送れたんだ。夢を叶えさせてくれて本当にありがとう。一生かけて感謝しているよ。多くのサポートをありがとう。」
こちらJeremyの投稿です:https://www.instagram.com/p/BrihyIuA3JM/
そしてこちら恐らくJeremy最後となるFFDPでのライブパフォーマンス映像:https://youtu.be/4f8plDskqoo
そして、こちらJeremyのソロパフォーマンス映像: https://youtu.be/14OXJ_W4Mes
Jeremyが離脱した先日のFFDPのツアーでは代役にScale The SummitやIdeologyでドラムを担当しニックネーム「The Engine」と呼ばれたCharlie Engenがプレイ。
Jeremyの早期回復を願っています。そしてお疲れさまでした。