All That RemainsのPhilが新ギターJasonと知り合った経緯を語る。
February 5, 2019
今日正式に発表があったメタルコアAll That RemainsへギタリストJason Richardsonの加入。
昨年、バンドの結成メンバーでありギタリストだったOli Herbertが自宅付近で他界(現在も捜査中)。バンドはOli他界後既に予定されていたツアー日程をJasonを代役にプレイしていました。All Shall Perish、Born Of Osiris、Chelsea Grinでプレイし、近年ではソロアーティストとして活躍していたJason RichardsonについてバンドのフロントマンであるPhil LabonteがDecibel誌のインタビューにて加入経緯について語っています。
「Jasonは先日の欧州ツアーでも最高のプレイをしてくれた、彼は素晴らしいね。何年か前にBorn Of Osirisとツアーした事があって(恐らく2010年のAll That RemainsヘッドラインのFor We Are Manyツアー)、その時に当時バンドのギタリストだったJasonと知り合う事が出来たのさ。OliとJasonは直ぐに仲良くなってね。彼等がツアー後どれ程コンタクトを取っていたのか分からないけど、彼等はギターの話しや、音楽について意見交換していたみたいだったようだ。Oliが他界した後、友人であるJasonは直ぐに曲ChironのカバーをOliを思いプレイして送ってくれて、ベーシストAaron PatrickがJasonに連絡し、「素晴らしいプレイだったよ、今度ATRが行うツアーでプレイしてみないか?」と誘った事が始まりだよ。連絡を受けたJasonも「勿論だとも」と凄く乗り気でね、彼のギタープレイは本当に素晴らしいよ。バンドに入って直ぐにJasonは全ての曲を披露してくれ、バンドは本当に助かったと思っているんだ。そしてOliが亡くなって悲しみの中に居る俺達が後任を捜すプレッシャーも無くなって大きなサポートにもなってくれた事にも感謝している。Oliがバンドに在籍して20年、彼が居ないステージ、そして今後俺達のサウンドがどう変わっていくのか今の俺には分からない。今は兎に角バンド活動をこのまま続ける事だけだね。Oliも恐らくそう願っているだろうし、休止等の計画を立てて今頑張っているバンドの空気を乱したくない。未来はどうなるか分からないけど今自分達が何をするべきかは理解しているよ。」と説明。
こちらPhilへのインタビュー記事:
記事には最新作Victims Of The New Diseaseについても語られており、Philとしては計画してメタリックなサウンドにした訳でなく、単に前2作品がヘビーでないアルバムだったからFor We Are Manyの様なアルバムを作ろうかと自然な流れで決まり、レコーディング期間も短く制作された事を説明しています。
こちら今日発表されたJasonの加入発表: https://www.facebook.com/allthatremains/posts/10157171753313885
そしてJasonとAll That Remainsのライブ映像: https://youtu.be/eSw6hZ1pzMg