As I Lay DyingのTimがライブのキャンセルについて発言。
February 7, 2019
先日、米Memphisにてライブが予定されていたもの反発の声によりキャンセルとなったメタルコアAs I Lay DyingのフロントマンTim Lambesisが自身のInstagramに思いを投稿。
バンドは2013年にTimが殺し屋を雇い自身の奥さん(前妻)を殺そうと計画した殺人教唆の容疑で逮捕され、その後裁判にて自身の有罪を認める事で二年間刑務所に服役。2016年末に出所し自身の過ちを認め公に謝罪しました。そして、昨年バンドはTimが逮捕された当時のメンバー達全員がバンドに復帰。Timと共に活動する事を発表しました。
Memphisにあるライブハウスは当初バンドの再生そしてTimの更生を願いバンドをブッキング。MemphisにいるAILDのファン達は喜びチケットの売り上げは良かった様です。しかし、奥さんを殺そうとした罪で服役していたTimを許さない人も多く、ライブハウスに反対の声が寄せられており、ライブハウスは地域住民との結束を考慮し、AILDのライブをキャンセル、そして代わりにローカルバンド達をブッキングしDV被害にあった人達のサポートを行っている団体に寄付するチャリティーライブを変わりに行う事を発表。これまでもTimの過去の罪によりスペインのResurrectionフェスがバンドの出演を同様の理由でキャンセルする事もありました。
そして今日、Timがキャンセルになったライブについて自身の見解を投稿。Timの発言を簡潔にまとめました。
「Memphis公演がキャンセルになった事は残念だが、俺は多くの人々が罪を働いた以前の自分を許していない事も理解している。俺自身もあの最悪な時期の自分を受け入れる事は出来ないだろう。そういった闇に堕ちそうになっている人達をサポートするのが今の俺のライフワークでもあるんだ。自身が犯した大きな過ちから約6年が経過し、俺は日々の生活の中で、自身の経験を生かして他の人々のサポートをしポジティブに生きようと努めてきている。
俺達の活動が再開すれば、そこに色々な障害がある事は承知している。しかし、もし出来たならMemphis公演も単にキャンセルでなく何かしら意味のある解決策は無かったのかと思うんだ。例えば、俺自身がMemphisにあるリハビリ施設に行き、施設を使用している人達やファンの為にフリーのイベントを行い、意見交換の場を設けQ&Aセッションにてどんな質問にも答えるなんて事も出来たらよかった。俺は今後も社会復帰や更生の手伝いをしていけたら良いなと思っている。そして、DV等についての意見等を受け付けるつもりだよ。
俺は出所してから以下の課題をこなしてきた:
ー依存症を治療するカウンセラーへの資格を取得する為の授業を全て受講しパス。
ー依存症患者のリハビリ施設にて一年間働いて来た。
ー約二年間高校を卒業していない学歴の無い服役囚達へ勉強を教えてきた。
ー4ヶ月に一度手に職の無い服役囚達に就職へのトレーニングを行っている。
昨年から再開したAs I Lay Dyingのツアーにて俺達はツアーで得たお金をチャリティー団体Heart Supportを通じてカリフォルニア州で起きた山火事の被災者達へ寄付してきた。俺達は今後も鬱病、DV、そして依存症をサポートするこういった団体に寄付を続け多くの人々の助けになりたいと思っている。
俺は今後も社会復帰、精神病、家庭内暴力、そしてリハビリ治療について語っていきたいと思っているよ。」
こちらTimの投稿です、長文の為二つの投稿になっています:
https://www.instagram.com/p/BtjrhWvgtyD/
https://www.instagram.com/p/BtjruA1AvQn/