System Of A DownのドラマーJohnが近年行ったライブ`は駄目だったと発言。
October 31, 2019
System Of A DownのドラマーJohn Dolmayanがインタビューに応えバンドが新譜を作らない理由そして近年のバンドのライブパフォーマンスについて自身の見解を述べる。
バンドは2016年頃に新譜を制作している事を発表しファンを歓喜させましたが昨年に入り新譜の制作を停止した事を発表。
こちらの記事にベーシストShavoが新譜の制作を停止した訳を語っています:
https://www.rockisnotdeadoc.com/news-c1cka/jn4cb5241/System-Of-A-DownのShavoが新譜について自身の思いを激白。
バンドは2005年に発表したMezmerizeとHypnotizeを最後にアルバムを発表しておらず、多くの人々が新譜についての情報を待っている状態が続いています。今回JohnはAvenged SevenfoldのベーシストJohnny Christのインターネット番組Drinks With Johnnyに出演しインタビューに応えました。
「(新しい音楽を発表していない現状について)System Of A Downのメンバー達はそれぞれバンド以外にも様々なビジネスや音楽活動を行っていて各メンバー大きな成功を収めているんだ。だからそれぞれのエゴやお互いの主張が激しくなるんだよ。それは俺達の人間関係やビジネス的な関係にも影響を及ぼす事もあるんだ。特に音楽業界では自身の主張によって他のメンバーと対立する事は良く聞く話だよね。本当はそういったエゴや主張を少し抑えて人との衝突を避けるやり方が望ましいけれどSystemはその域に達していないんだ。俺達はそれぞれMezmerizeやHypnotizeを発表後もソロやその他の活動で音楽を発表する事をやっている、でも俺は自分はSerj、Shavo、そしてDaronが居てくれて初めてベストなドラマーになれると思っているんだ。そしてSystem Of A Downの存在が無かったら俺の存在も無かったと思う。自分でも理解しているし、そしてバンドに対して本当に感謝しているんだ。だから他のメンバー達に対してもリスペクトしているし、彼等は彼等なのさ。それこそが俺達System Of A Downなんだ。
(バンドが行ってきた近年のライブについて)これは正直に言おう。近年俺達がプレイしてきたライブは個人的に全く誇れないパフォーマンスであったよ。何故なら俺達はバンドの練習をしないし、そして中身の無いクルーやスタッフで出来上がったチームだからさ。バンドクルーは機材や照明、そしてライブでのプロダクションを担うプロ集団だ。彼等の仕事が直接俺達のライブパフォーマンスに影響されるのさ。そして彼等は俺達がライブを行っていない時も何か仕事をしていなければならない人達なんだ。君達(JohnnyのAvenged Sevenfold)は良いやり方でクルー達との関係を築いて行っているね。君達は毎アルバム発表する度に長期のツアースケジュールを立ててツアークルーを1-2年間雇って一緒に活動している。System Of A Downは正にその逆をやってしまっているんだよ。俺達は年に数公演それか3-4週間程のツアー日程しか組まないから俺達のクルーも数週間雇って終わりなんだよ。そうすると彼等は俺達の仕事が無い時は別の仕事を見つけなければいけないんだ。短期間の雇い主バンドよりも数年間きっちり雇ってくれるバンドの方が彼等もやりやすいのだろうね。だから俺達はクルーを集めるのが本当に大変で、その時に仕事をやってないよというスタッフをかき集めてライブ活動を行っているんだ、当然質は下がるだろうね。」
またJohnはインタビューにて現在カバーアルバムを制作しておりAvenged SevenfoldのフロントマンM.Shadowsを始め多くのゲスト参加者が居る事を発言。John曰く「俺は作曲家ではないけど、曲のアレンジは本当に長くやっているんだよ」とSystem Of A Down
以外にも音楽活動をしている事を発言。
こちらJohnのインタビュー映像: https://youtu.be/m7sFwzWXK3g