北米に拠点を置き世界規模でライブイベントを手掛けている大手プロモーターLive NationやAEGが今年に入り感染拡大を続けているコロナウイルスの影響を受け現在予定している米国とその他外国での大きな会場でのツアーを4月まで延期する事を発表。現在ツアーを行っているアーティスト達に即帰国また自宅に帰る様に通達した事を発表。

Rolling Stone誌によると、コロナウイルスの感染拡大を防ぐ為にLive Nation、AEG、Creative Artists Agency、William Morris Endeavor、Paradigm、そしてUnited Talent Agencyといった大手プロモーターはアーティスト、ファン、そしてスタッフの健康と安全を考慮し共同で声明文を発表。

声明文には、世界規模でライブエンターテイメントを手掛けている同会社は一致団結しアーティスト、ファン、スタッフそして世界中のコミュニティーの安全を考慮し3月に予定している大きな会場(アリーナ、スタジアムクラス)でのライブを延期する事を決定。そして小さな会場(ライブハウスクラス)でのライブイベントは各公演地の政府機関の指示に従い、予定通りライブを行う事も出来、またはキャンセル/延期も出来る事を発表。

こちら同記事：　https://www.rollingstone.com/music/music-news/live-nation-halts-touring-coronavirus-966385/

この決定によりBillie Eilish、Cher、KISS、Post Malone、TOOL、Morrissey等多くのアーティスト達のライブが延期。

Live Nationは今日予定されているライブも延期対象であり、4月に予定されているライブは(現時点では)予定通り行う事を発表。今回の決定は世界各地で起こっている集団感染のリスクを軽減するための措置である事も説明。

米国では先日テキサス州で予定されていた音楽祭、映画祭、インタラクティブ複合フェスSouth By Southwestがコロナウイルスの影響を受けて開催中止を発表。日本からも人間椅子やTHE TOMBOYS等多くのアーティスト達が出演を予定していました。そして復活したRage Against The Machineが出演を予定していた南カリフォルニアでの巨大フェスCoachellaも10月へ延期を決定。ここ数日でもPapa Roach、Hollywood Undead、Madball、Knocked Loose、Machine Head、Mayhem、Abbath、After The Burial、Make Them Suffer、Parkway Drive、Kvelertak、Dance Gavin Dance、Circa Survive等多くのバンド達がライブを延期またはキャンセルを発表しています。