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A Day To Rememberの新作にはBring Me The Horizon、Gorija、Coal Chamber等が関わっている事を明かす。

2/21/2025

A Day To Rememberの新作にはBring Me The Horizon、Gorija、Coal Chamber等が関わっている事を明かす。

A Day To RememberのフロントマンJeremy McKinnonが先日サプライズでリリースした新譜Big Ole Albumについて、Bring Me The HorizonのOli Sykesの助言、そしてGojiraやCoal Chamberからのインスピレーションを受けて制作した事を発言。


2003年に米Florida州OcalaにてヴォーカルJeremy McKinnon、ギタリストNeil WestfallとTom Denney、ベーシストJoshua WoodardそしてドラムBobby Scruggsで結成したA Day To Rememberはデビュー作And Their Name Was Treason(2005)を同郷で対バン経験のあるA Wish for MarilynneでプレイしていたAndrew Wadeと共に制作。デビュー作の反響からバンドはVictoryレコードと契約。この頃ドラムがAlex Shelnuttに代わる。VictoryからバンドはアルバムFor Those Who Have Heart(2007)とHomesick(2009)をリリース、数多くのツアーをこなし、アンダーグランドから一気に人気が出始める。この頃Tom Denneyが脱退しKevin Skaffが加入。アルバムWhat Separates Me from You(2010)のリリース後Victoryレコードに対し契約上の問題で裁判を起こしVictoryを離脱。次のアルバムCommon Courtesy(2013)をセルフリリースした後Epitaphレコードと契約しアルバムBad Vibrationsを(2016)を同レーベルから発表。なお、デビュー作からBad Vibrationsまで6作をバンドはAndrew Wadeと一緒に制作。その後バンドは新たにFueled By Ramenと契約しアルバムYou're Welcome(2021)をリリース。同作ではバンドはそれまで一緒にアルバムを作って来たAndrew、Chad Gilbert、Bill Stevenson、Jason Livermoreといった制作陣から少し離れ新たに現在Linkin Parkで活躍するColin Brittain、Fit For An Autopsy/Better Lovers等のWill Putney、Neon TreesやAll Time Low等を手掛けたDan Book、Motionless In WhiteやIce Nine Kills等を手掛けたDrew Fulkを入れて制作しました。バンドはシングル曲Miracleを2022年に、そして曲Feedbackを2024年に発表。そして2025年2月18日にサプライズで新作Big Ole Album Vol 1をリリース。同作はCD/Vinylのフィジカルフォーマットのみで販売されデジタルフォーマットは3月21日にリリース予定。


曲Miracle: https://youtu.be/9Cb872pCbMs?si=B-SoapNohhaebeU4

曲Feedback: https://youtu.be/iXVnysmQ4e0?si=KvB8gRumZ9Lm6c3X

曲LeBron: https://youtu.be/nVmA9o4d3Kk?si=cBseLDGZ501N_7lt

曲Make It Make Sense: https://youtu.be/TuGCBQoYOu0?si=-UCy7KcQOlQ-vgry


今回JeremyがKerrang誌のインタビューに応え新作Big Ole Album Vol 1について語りました。


Kerrang誌: 前作You're Welcomeから数年経ち、2曲シングルがリリースされましたが、バンドは次にどこへ行こうとしていたのでしょうか?

「A Day To Rememberの特徴は、決して意図的に物事を進めないということなんだ。具体的な目的を持って腰を下ろして制作する事はなく、ただ成り行きに任せている。僕達のキャリアのこの時点でやろうとしていることは刺激的なインスピレーションを探すこと、そして何かをしなきゃいけないと感じないことだ。僕にとって、曲作りはいつも何かを吐き出す方法であり、人生で起こっていることを解決する方法だった。子供の頃から僕にはそれしかなかった。何かを祓う必要があるときは、それが僕の逃げ場だった。だから僕個人としては、本当にそれが問題だったよ。次に書きたいことは何だろう?直感的に何を感じるか?何が僕を刺激し、興奮させているのか?と悩んでいたね。」


Kerrang誌: 新作Big Ole Album Vol 1はどうやって制作されたのでしょうか?

「僕達は、四か月かけて新作を完成させるまで突き進むのではなく、ただ一緒に集まって、その瞬間にインスピレーションを感じられるような、2、3週間のまとまった時間を作ったんだ。そうすることで、僕等の仕事のエネルギーや雰囲気はとてもいいものになったよ。昔はNew Found Gloryとのツアーバスの荷台でHomesickを作ったり、バンド全員で山小屋にこもってBad Vibrationsを作った事もあったよ。新しくてエキサイティングだと感じたのは、新作を絶対に完成させなくてもいいと感じられるようなやり方で仕事をすることだった。何かをプロデュースしなければならない時は、締め切りがあるため、完全に満足していようがいまいが、進み続けなければならない。このアルバムでは、僕等が心配しなければならなかったのは、その瞬間にエキサイティングだと感じられることに集中することだった。」


Kerrang誌: 今回はZakk CerviniとDrew Fulkと制作しましたね。彼等はどんな要素を新作にもたらしたのでしょうか?また、あなた自身が経験豊富なプロデューサーであるにもかかわらず、なぜ外部のコラボレーターに頼るのですか?

「まず第一に、僕はアイディアマンなんだ。コンピュータに向かってアルバムのエンジニアができるような男じゃない。Zakkはその意味で素晴らしく、おそらくこれまで一緒に仕事をした中で最高だよ。でも、僕がいつも求めているのは、そして僕達がZakkやDrewの中に見つけたのは、クリエイティブなレベルで僕等と一緒にオタクになれる人たちなんだ。ZakkとDrewは僕等から作曲についてのアイディアを引き出すのを本当に助けてくれたし、僕等を本当にプッシュしてくれたと思う。僕はいつも頭の中でゆるやかにアイデアを描いていて、曲にしたいことや言いたいことが決まっているんだけど、2人はそれを実現するのを本当に助けてくれた。収録曲Flowersはその良い例だよ。」


Kerrang誌: Bring Me The HorizonのOli Sykesも曲Die For Meという曲でクレジットされているが、どういうことなのでしょう?

「ある日、スタジオにコーヒーを飲みに行ったらZakkが ”よお、色んなアイディアをいじくっていたらこんなアイディアが出て来たんだけど、どう思う?” って言ったんだ。彼はここ数年、Bring Me The Horizonとよく仕事をしていて、Oliにも僕等と仕事をすることを伝えていた。OliはZakkにこのメロディと歌詞をボイスメモで送っていて、Zakkはそれに曲をつけたんだ。僕等はOliとZakkが交換していたアイディアを聴いて、すぐに ”今日はこれについて取り組んでいこう。これは凄いぞ” みたいな感じでやることにしたのさ。僕等は、自分達の人生で起こっていることを語るようにストーリーを練り上げ、曲Die For Meになったんだ。」(因みにBring Me The Horizonにも曲Die4UがありZakkがマスタリングとミキシングを担当していました)

曲Die4U: https://youtu.be/IPUUbVhvqrE?si=hLa9I1Kr51FsOcrG


Kerrang誌: この曲Die For Meは、Big Ole Albumの収録曲の中でも力強く復活したADTRのクラシックなサウンドの素晴らしい例だけど、このアルバムにはヘビーとダークさもある。収録曲Silenceのリフは、Gojiraも誇りに思っているんじゃないかな。

「その見解は面白いね。だって、曲Silenceは明らかにGojiraにインスパイアされているからね。このアルバムではWage WarのCody Quistadとも一緒に制作したんだ。僕は彼と一緒に曲を書くのが大好きなんだ。Codyがある日色んなアイディアを弾いてくれている時にコーラスがすぐに頭に浮かんだんだ。子供の頃、ヘビーな音楽に夢中になっていた友人がいた頃のことを思い出したんだよ。この友人は僕をCoal Chamberの最初のレコードを聴かせてくれたんだけど、僕はいつもその友人に、”僕あのDezの声を出せるよ” と言っていた。友人は証明しろと僕にやらせてたんだ。Drewと一緒に曲を作っていた時、僕は昔のことを思い出して ”この曲であの声が出せるぞ” って思ったんだ。この曲は父のお気に入りの曲で、父に会うたびにこの曲が新作に入っていることを確認していたよ。」


Kerrang誌: 新作Big Ole Album Vol 1という事はおそらくVol 2もあるのでしょうか?

「もう1枚アルバムがあるんだ。それは後から出てくるまったく別の作品だ。Vol 2はかなり出来てはいるんだけど、まだ完成していないんだ。クールなことは、Vol 1について皆が気に入ってくれた意見等に反応して、それに向けて新作を書くことができることだ。ファンが好きなものをより多く、そうでないものをより少なくするためにリアルタイムで調整することは、僕等がこれまで経験したことのないことだ。それは僕にとってとてもエキサイティングなことだよ。」


Kerrang誌: 時が経ち、このBig Ole Albumを振り返ったとき、この作品の制作時のあなたの状況をどうみると思いますか?

「うーん、想像するのも難しいよ。色んな感情やテーマがあって、それがこの作品に反映されているんだ。僕が言えるのは、この作品は僕が人生で今いる場所、僕等がバンドとしている場所、そして僕等が一緒に経験してきたことのスナップショットだということかな。」


こちらKerrang誌の記事: https://www.kerrang.com/a-day-to-remember-surprise-new-album-big-ole-album-vol-1-interview-jeremy-mckinnon-slam-dunk-festival-metalcore-heavy-pop-punk

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