
HatebreedからベーシストChris Beattieが脱退を発表。
2/28/2025

ハードコアHatebreenの結成メンバーであり30年バンドのベースを担当したChris Beattieがバンドを脱退していた事を発表。
Hatebreedは1994年にヴォーカリストJamey Jasta、ギタリストWayne LozinakとLarry Dwyer Jr.、ドラムDave Russo、そしてChrisで結成。ハードコアIntegrityとのスプリットやデビューEP作Under The Knifeをリリース後、Integrityが所属していたVictoryレコードと契約。この頃Wayneが一度脱退。Victoryレコードからのデビュー作Satisfaction Is the Death of Desire (1997)はハードコア、メタル界にて称賛を受けHatebreedの名を一気に広めました。同作の成功と当時のVictoryレコードとの摩擦によりその後バンドはメジャーUniversalレコードと契約しPerseverance (2002)とThe Rise Of Brutality (2003)を立て続けにリリース。この時にリリースした収録曲I Will Be HeardやThis Is Nowは現在でもバンドの代表曲となっています。その後バンドは所属レーベルを変えながらも3-4年の間隔でアルバムSupremacy (2006)、Hatebreed (2009)、The Divinity of Purpose (2013)、The Concrete Confessional (2016)そしてWeight of the False Self (2020)をリリースしています。メンバーチェンジは幾つかあったもの、2001年に加入したドラムMatt Byrne、2006年に加入したギタリストFrank Novinec、そして2009年に復帰したWayne Lozinakが現在も在籍しています。
しかし今週24日、ニュージーランド公演を控え、その後オーストラリアにて開催するSlipknot主催のKnotfestに出演予定だったバンドはSNSにてShadows Fallのギタリスト兼クリーンヴォーカルMatt Bachandが今後のライブ活動においてベースを担当する事を突然発表。
「当面、ベースはShadows FallのMatt Bachandcがライブで担当する」
バンドの投稿: https://www.instagram.com/p/DGd4i18zKAm/?utm_source=ig_embed&ig_rid=45911b5f-bb5b-4d23-9005-08961337d7e0&img_index=1
この突然の発表によりChris Beattieの健康を心配する声や、Hatebreed内部で何が起こっているのかが話題になっていました。そんな中、26日にChrisはSNSにて自身は昨年11月にHatebreedを脱退した事を発表。以下Chrisの投稿、
「私が元気でいること、そしてサポートの声を掛けてくれた皆に心から感謝していることをお伝えしたい。私は、バンドと一緒に共同の脱退発表が事前に合意されるものと思っていたが、そうではなかったので、自分の投稿で皆さんの懸念に応えたいと思いました。
現時点で、私が2024年11月13日にHatebreedから脱退した事に関する詳細については話すことはできません。しかし、脱退を決定したのは私ではなく、私の脱退は不当なもので、誤解を招くような不当な発言・記述に基づくものであり、今後の私からの措置の対象となることを明確にしたいと思います。Chris Beattie」
こちらChrisの発表: https://www.instagram.com/p/DGjR4GYJSQJ/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading
Chrisの声明にある様に、昨年11月に誤解を招くような不当な発言・記述によってHatebreedから解雇されたとあります。Chrisによる発言や記述だったのか、それとも第三者からの発言や記述だったのかは分かっていません。
しかし、ChrisのInstagramからはJamey Jastaのフォローが外されており、またJameyのInstagramからもChrisのフォローが外れています。また、他のメンバーであるWayne、FrankそしてMattは現在もChrisをフォローしています。この事からChrisの脱退は恐らくJameyとChrisの確執によるものだと推測されています。
Chrisは2020年に起きたパンデミックによってバンド活動が出来なかった事で不動産事業を始めていました。Chrisの投稿には脱退に納得がいかない、今後もHatebreedで活動したい意思を匂わせる投稿をしています。
こちらChrisとHatebreedの最後のライブとなった昨年11月9日の米コネチカット公演での映像: https://youtu.be/SluE3vsU35Q?si=0bVyobfnIamd1FQm
バンドは最新作Weight of the False Selfの次作となる新譜の制作を開始しており、2023年のインタビュー時にJameyは
「バンドは2024年初春頃にスタジオに入り、次のアルバムのレコーディングを開始する予定だ。予定では新譜は2024年か2025年になる。」と発言
こちら記事: https://blabbermouth.net/features/jamey-jasta-previews-2024-milwaukee-metalfest-and-touts-current-metal-scene-i-see-the-future-is-bright
また昨年夏のBloodstockフェスに出演した際に受けたインタビューにてJameyは、バンドは所属しているレーベルが居ないフリーとなっている事で色んなレーベルと話をしている事、新しい曲も歌詞も準備しておりプロデューサーも誰にするかを考えた事、いつもZeussと一緒に制作していたもの新譜ではプロデューサーにもこだわっていない事を説明。
こちらインタビュー動画(4:20頃):https://youtu.be/q7ZuAOPkDHg?si=_vj0qx5C5_C661cu
バンドは同インタビュー後に欧州を周るツアーをし、約一か月後の休みの後米ツアーを11月9日まで行っていた事が解っています。恐らく本格的な新譜のレコーディングが始まる前にChrisを解雇したのでは言われています。
管理人もChrisが声明を出した後、これまでAs I Lay DyingのTim Lambesisとの対談で率直な意見を言ってきたJameyがChrisの投稿に反応するのではと思い、少し時間を見て記事を書こうと思っていました。しかし、Shadows FallのMattの加入を発表して以来全くメンバーチェンジについての投稿は無い事で、現在Knotfest Australiaに集中したいJameyとバンドはこの問題を公に語る事はなさそうだと判断しました。
Chrisが脱退した詳細については明かされる事はないかもしれませんが、これまでJameyはライブでのステージ上、インタビュー、そして自身が運営するポッドキャスト番組Jasta Showにて自身のポリティカル思想、他のアーティストへの思いや批判等歯に衣着せぬ発言を行っていることから、今後もしからしたらChrisに対しての思いを語る時があるのかもしれません。





